初桜について

初桜酒造は慶応2年、高野山の麓のかつらぎ町という小さな町で生まれました。
この地に受け継がれる「紀州川上酒(きしゅうかわかみしゅ)」という伝統に誇りを持ち、
昔から伝えられる手造りの良さを大切に、1本1本心を込めて醸造しています。

時を紡ぎ伝える

高野山の麓のかつらぎ町で、世界遺産丹生都比賣大神にお酒を供えるために私どもの酒造りが始まりました。当蔵のあるかつらぎ町は、和歌山県の北東部に位置し、北に和泉山脈、南に紀伊山地に挟まれた盆地に近い地形で、街の中心部を紀の川が、南部を有田川が東西に流れています。寒暖の差が大きい、酒造りに適したこの土地で、「紀州川上酒」の唯一残る酒蔵として、酒文化を繋いでおります。 

地域の米・水・人

標高400メートルの冷涼な気候、清涼な水が生む良食味を活かし生産される「天野米」。当蔵の特定名称酒は100%、天野で育てられた酒米を使用しております。
水は和泉山脈から流れる良質で豊富な水脈からの井戸水。
地域の文化を知る和歌山県出身の杜氏と蔵人が一丸となって弊社に伝わる伝統技術を汲み、昇華させ醸しています。

この地域の味わいを求めて

私たちは地元かつらぎ町の良さを感じられる昔ながらの気取らない食事に合うお酒を造ることです。
香りが高く、華やかな日本酒が喜ばれる世の中ですが、私たちは人との縁を生み出すのが日本酒だと考え、気取らず、米の特性を活かした個性が感じられる酒造りを心がけています。

会社概要

社  名初桜酒造株式会社
所 在 地〒649-7112 和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降85
電話番号0736-22-0005
創  業慶応2年(1866年)
代 表 者笠勝 清人
業務内容清酒・みりん・リキュール製造販売、その他 酒類卸業

アクセス

沿革

明和2年その時の酒造札が残されている
慶応2年木下斎重郎酒造業始める
昭和6年合資会社木下酒店設立(資本金13万6千円)
昭和13年笠勝清八会社買収
昭和18年企業整備の為転廃(戦争の為)
昭和22年清酒製造復活
昭和24年木下酒造合資会社に変更
昭和33年みりん製造開始
昭和41年ビールの卸免許取得
昭和42年初桜酒造株式会社設立 笠勝政雄社長就任
昭和42年皇太子(現天皇)御夫婦高野山行幸の際製品を献上
金剛峰寺より感謝状をいただく
昭和45年頃和歌山県優良土産物に推薦をいただく
昭和46年全種類卸免許取得
昭和51年頃般若湯販売
昭和52年昭和天皇両陛下 高野山行幸に際し弊社製品を献上
昭和56年高野山般若湯登録申請する
平成4年高野山聖/般若湯 商標登録認定
平成6年笠勝清人社長就任
平成8年 大阪国税局より金賞をいただく
平成9年大阪国税局より金賞をいただく
平成11年紀州川上酒の伝統を伝授しようと天野にて酒米を作る
平成14年高野山般若湯直売店開設
平成18年有形国登録文化財に登録される
平成19年リキュール免許取得